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高校生の夢を大人の財力で叶えた。ミズノプロ 軟式外野用グローブ オプションオーダーレビュー

グローブ
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どうも、物欲パパです。

今回紹介するのは、わたしが2020年にBSSショップでフルオーダーしたグローブです。

ミズノプロ フルオーダー 軟式外野手用グローブ。

カラーはレッド×ネイビー。

高校生のとき、同級生がオーダーグローブを使っているのを横目で見ていた。羨ましかった。でも買えなかった。

あれから10年以上。社会人になったわたしは、ついにその夢を叶えることにしました。

ミズノプロ フルオーダー:基本スペック

モデル大田泰示選手モデル(現在廃盤)
ブランドミズノプロ(Mizuno Pro)
オーダー種別フルオーダー(BSSショップ店頭)
用途軟式・外野手用
サイズ18N
ウェブショックアブソーバー12
カラーレッド × ネイビー
製造HAGA JAPAN
オーダー日2020年6月15日
納品日2020年8月11日(約8週間)
購入価格約60,000円

そもそもミズノプロとは

ミズノプロは、ミズノが誇る最高峰のグローブブランドです。

プロ野球選手の多くがミズノ製グローブを使用していますが、その中核を担うのがこのミズノプロ。一般のスポーツショップでは購入できず、ミズノ認定のBSSショップのみで取り扱いされているプレミアムラインです。

使用する革は最高品質の天然皮革。丁寧な手仕事で作られ、耐久性・フィット感・捕球性能のすべてにおいてミズノの技術が結集されています。

そしてミズノプロ最大の魅力のひとつが、フルオーダーに対応していること。革の種類、カラー、ウェブ、刺繍、サイズに至るまで、自分だけの一本を作り上げることができます。

オーダーすると、Mizuno Proのロゴの下にORDER(オーダー)の刻印が追加されます。

購入のきっかけ:高校生の自分への約束

前回のグローバルエリートのレビューでも触れましたが、高校生のわたしにはミズノプロは買えませんでした。

そしてもうひとつ、ずっと心に引っかかっていたことがあります。

当時、同級生がオーダーグローブを持っていたんです。自分だけのカラー、自分だけのデザイン。それがかっこよくて、羨ましくて、でも手が届かなかった。

社会人になり、グローバルエリートがへたってきたタイミングで「次こそオーダーしよう」と決意。高校生の自分が果たせなかった夢を、大人の財力で叶えることにしました笑。

選んだベースモデルは大田泰示選手モデル。外野手らしい大きめのポケットと安定した捕球面が特徴のモデルで、わたしの守備スタイルにもピッタリでした。残念ながら現在は廃盤になっています。近い形状のモデルを探すなら、上林誠知選手モデルが参考になると思います。

妻への説明は、へたったグローバルエリートを見せることで何とか納得してもらいました。証拠を用意するあたり、長年の経験が活きています笑。

【15年使用レビュー】ミズノ グローバルエリート Lvシリーズ 外野用 硬式グローブの評価と特徴

フルオーダーの流れ:BSSショップで1から決める

ちなみに、ミズノプロのグローブをオーダーする方法は主に2つあります。

  • BSSショップ店頭でそのままオーダー:ミズノ認定のBSSショップに直接行き、専門スタッフと相談しながらオーダーする方法。その場でアドバイスをもらいながら決められるので、初めての人にも安心。
  • 公式サイトでシミュレーション→オーダーシートをBSSショップへ(わたしが選んだ方法):ミズノ公式サイトのシミュレーターで事前に全てのこだわりを決め、印刷したオーダーシートをBSSショップへ直接持参するか郵送で送る方法。自宅でじっくり考えられるのが魅力。

いずれの方法でも、納期は通常2〜3ヶ月が目安とのこと。わたしの場合は約8週間と大体目安通り。お盆を挟まなければもう少し早まってたかな?時期や内容によって変わるようです。

まずミズノ公式サイトのオーダーシミュレーションで、カラー・ウェブ・刺繍・サイズなど全てのこだわりを事前に詰めます。画面上でリアルタイムに仕上がりイメージを確認しながら、自分だけの一本を設計できるのが楽しい。

イメージが固まったらオーダーシートを印刷して、BSSショップへ持参。店頭で内容を確認してもらい、正式に注文する流れです。

カラーは迷わずレッド×ネイビーに。派手すぎず、でも個性がある。草野球でも映えるカラーにしたかった。もっと細かく色を変えても良いんだろうけど、センスがないかも・・・(笑)

刺繍は自分の名前を入れました。自分だけのグローブという証です。

そしてもうひとつ、「キャッチボール大好き」という文字も入れました。グローブ袋にも刻まれています。みんなに「良いね」と笑ってもらえる、お気に入りのポイントです笑。

オーダーから納品まで約8週間。完成を待つ時間もまた、オーダーグローブならではの特別な楽しさです。

ウェブの特徴:ショックアブソーバー12

このグローブのウェブはショックアブソーバー12というミズノプロ独自のウェブです。

外野手用グローブに採用されることが多い大型のウェブで、T字型に近い構造が特徴。

ショックアブソーバー12のメリット

  • 捕球面が広い:大型ウェブのため、捕球エリアが広くフライ処理に安定感がある。
  • 強度がある:革製のウェブのため、先端捕球でもボールに負けにくい。グローバルエリートのIネットウェブとはここが大きく異なる。
  • ボールが収まりやすい:深めのポケットとの組み合わせで、捕球後のボールの暴れが少ない。

ショックアブソーバー12のデメリット

  • 重い:革製ウェブのため、Iネットと比べると重量が増す。ただし、ミズノプロ全体の重厚感を考えると、これはデメリットというより「個性」かもしれません。

ミズノプロの革:グローバルエリートとの圧倒的な違い

手にはめた瞬間、違いは明らかでした。

とにかく硬い。そして重い。

グローバルエリートのクレストハイドが「最初から柔らかく、すぐ馴染む」革だとすれば、ミズノプロの革は全く別物。新品時はまるで板のような硬さで、「これ、ちゃんと使えるようになるのか?」と思うほどでした。

ただ、この硬さには理由があります。このグローブに使われているのは、ミズノプロの軟式・ソフトボール用レザー「プレキシーエリートR(Prexy Elite R)」

ミズノ公式サイトによると「クラフトマン厳選レザー。革の加工と仕上げにこだわり、軟式に求められるしなやかさ・柔らかさを表現した」レザーです。耐久性★★★、なじみやすさ★★、軽さ★、柔らかさ★★という評価で、軟式グローブとしてはトップクラスの耐久性を持ちながら、しなやかさも兼ね備えたバランス型のレザーです。

グローバルエリートのクレストハイドと比べると、革の厚みと密度が段違い。へたりにくく、型をしっかりキープできる。グローバルエリートで「型が自然に変わっていった」経験をしているわたしには、この安定感は新鮮でした。

そして、この重厚感がたまらない。手にはめたときの「ズッシリ感」は、高級グローブを使っているという満足感に直結します。

型付け:全て自分でやりきった

「せっかくフルオーダーしたのだから、型付けも自分でやりたい」

そう思い、型付けは一切ショップに頼まず、全て自分で行いました。

ただ、問題がひとつ。子どもたちが起きている時間はなかなか集中できない。

そこで選んだのが、家族みんなが寝静まった夜。毎晩のようにグローブを揉み揉み、ハンマーでパンパン。うるさくないよう家中のドアを全部閉めて、ひとり黙々と型付けをしていました笑。

毎日グローブを触り続け、パカパカ閉じられるようになるまで約1ヶ月半。できる時間が限られていたのでそれだけかかりましたが、湯もみ型付けを使えばもっと早くできたかもしれません。ただ、知識がない状態で湯もみに挑戦するのは怖くて…結局ひたすら手作業でやり切りました。

時間はかかったけど、自分の手で育てた型だからこそ、このグローブへの愛着はひとしおです。

実際に使ってみて:良いところ・イマイチなところ

✅ 良いところ

  • 重厚感・高級感がたまらない:手にはめた瞬間の「これはいいものだ」感は、グローバルエリートとは別次元。所有欲が満たされます笑。
  • 型がキープされる:硬い革だからこそ、一度決めた型が崩れにくい。自分でつけた型が長持ちします。
  • 捕球時の安心感:ショックアブソーバー12の強度と、革の厚みが生む安定した捕球面。ボールを弾く印象はあるものの、型さえ合えば信頼できる捕球感。
  • 自分だけの一本:カラー・刺繍・サイズ全てが自分仕様。グローブに愛着が湧く度合いが市販品とは全然違います。

❌ イマイチなところ

  • 型付けに時間と根気が必要:硬い革ゆえ、使えるようになるまでに時間がかかります。すぐ試合で使いたい人には向かないかも。
  • 型が悪いと捕れない:革の硬さゆえ、型付けが不十分だとボールを弾きやすい。型付けの重要性がグローバルエリートより高い。

どんな人に向いてる?

  • グローブに妥協したくない、最高品質を求める人
  • 自分だけの一本をオーダーしたい人
  • 型付けを楽しめる、グローブ育てが好きな人
  • 型をしっかりキープしたい人(グローバルエリートで型が変わった経験がある人にも)
  • 重厚感・高級感を求める人

逆に、すぐ使いたい人軽さ重視の人には、グローバルエリートのほうが向いているかもしれません。

まとめ:高校生の夢を、大人になって叶えた

60,000円。決して安くはない。でも後悔はゼロです。

自分の名前が刻まれた、自分だけのカラーの、ミズノ最高峰のグローブ。高校生のわたしが「いつか絶対買ってやる」と思っていたものが、今手の中にある。

グローブは道具ですが、このグローブは「思い」も一緒に詰まっています。

グローバルエリートが「感覚で選んだ相棒」なら、ミズノプロは「夢を叶えた一本」。どちらも、わたしにとってかけがえのないグローブです。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

物欲パパでした。

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