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どうも、物欲パパです。
右打ちなら左手、左打ちなら右手。片手だけはめるなら、これで正解です。
バットを握ったときに下になる手。ここにはめます。理由は単純で、その手が一番マメを作るからです。
ただ、これで話が終わらないのが野球です。両手にはめる子もいるし、両手が当たり前になっている場面もある。片手と両手には、それぞれちゃんと理由があります。
この記事では、どっちの手にはめるのかという基本から、片手・両手の使い分けまで解説します。
結論:少年野球は両手。片手は「感覚を優先する上級者」の選択
- 少年野球は両手が正解|マメ防止・グリップ安定・防寒。すべてのメリットが取れます
- そもそも少年用はほぼ両手セット販売。片手だけ買うという選択肢が実質ありません
- 片手だけつける選手は「素手の感覚を残したい」という理由。上級者の好みの世界です
- 片手にする場合は「下の手(バットに近い方の手)」につけるのが一般的
- 右打ちなら下の手は右手、左打ちなら下の手は左手です
- お子さんに聞かれたら「両方だよ。手を守るためだからね」で十分です
そもそも「上の手」「下の手」とは
バッティングの話では、この呼び方が基本になります。ここを押さえておくと、指導者の言葉も理解しやすくなります。
| 呼び方 | 右打ちの場合 | 左打ちの場合 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 上の手(トップハンド) | 右手 | 左手 | バットを押し出す。力を伝える手 |
| 下の手(ボトムハンド) | 左手 | 右手 | バットを引く。軌道をコントロールする手 |
バットのグリップエンドに近い方が「下の手」と覚えてください。右打ちなら左手が下、右手が上です。
よくある混乱ポイント
「利き手にはめるんですか?」という質問をよくいただきますが、利き手は関係ありません。
関係するのは右打ちか左打ちかです。右利きでも左打ちの子はいますし、その場合は左打ちの基準で考えます。
なぜ少年野球は両手なのか
理由1|マメができるのは「下の手」だけではない
素振りでマメができるのは、主に下の手の指の付け根です。バットを引く力がかかるからです。
ただし、上の手にもマメはできます。特に詰まった打球を打ったときの衝撃は、上の手にも強く来ます。片手だけだと、結局もう片方が痛くなる。
理由2|冬場の防寒は両手でないと意味がない
これは実感として大きいです。冬の練習で片手だけ手袋をしても、素手の方がかじかんでバットが握れません。防寒目的なら両手一択です。
そして冬にしっかり振れるかどうかが、春の打撃を決めます。ここは本当に大事です。
理由3|グリップ力が左右で違うと打撃が乱れる
片手だけ手袋をすると、左右の手の摩擦係数が変わります。片方は滑り、片方は食いつく。この状態でスイングすると、バットの軌道が微妙にブレます。
プロ選手はこれを承知のうえで「感覚」を優先して片手にしています。まだフォームを作っている段階の小学生には、この不均衡は不要です。
理由4|そもそも少年用は両手セットしか売っていない
最後は現実的な話です。少年用バッティンググローブは、ほぼすべてが両手セット販売です。片手だけを探す方が難しい。
選び方や色のルールは少年野球のバッティンググローブ|連盟別の使用ルールと選び方にまとめています。買う前に一度読んでおいてください。
プロ選手が片手だけつける理由
お子さんが「〇〇選手は片手だよ」と言ってきたときのために、こちらも説明しておきます。
- 素手の感覚を残したい|バットの微細な振動やグリップの太さを直接感じたい選手がいます
- 上の手を素手にする派|バットを押し出す感覚を鋭敏にしたい。この派が多数です
- 下の手だけにつける派|マメができやすい下の手だけを保護し、上は素手
- ケガ・故障の事情|特定の指をテーピングしている場合など
- 単純に慣れ|昔からそうしてきた、という選手も少なくありません
つまり「片手が上級」ということではなく、完全に個人の感覚の問題」です。ここはお子さんにもそう伝えてあげてください。
もし高学年で「片手にしたい」と言い出したら、それは自分の感覚に興味を持ち始めた証拠です。悪いことではありません。ただし試合ではなく、まず練習で試させてください。
正しいはめ方|ここを間違えると効果が半減します
意外と雑になっているのが、この部分です。
| 手順 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 指を根元まで入れる | 指先に余りがあると、その部分が擦れて破れます |
| 2 | 手のひらのシワを伸ばす | シワが残ったまま握ると、そこにマメができます |
| 3 | 手首のベルトをしっかり締める | ここが緩いと手袋の中で手が動き、意味がなくなります |
| 4 | グーを作って確認 | 握ったときに指先が突っ張らないか、緩くないかを確認 |
とくに3番の手首ベルトです。ここを適当に留めている子が本当に多い。緩いと手袋の中で手が回ってしまい、グリップ安定という最大の効果が失われます。
手袋がすぐ破れる子は、原因が別にあるかもしれません
半年もたずに手のひらに穴が開く場合、原因は3つ考えられます。
- サイズが大きい|手袋の中で手が動くたびに内側から摩耗します
- グリップテープが劣化している|滑るグリップを握力で抑え込むため、手袋に負担がかかります
- バットが重すぎる|振られている状態。握り直しが増えて摩耗が加速します
3つ目は見落とされがちです。手袋の消耗が異常に早い子は、バットが重すぎる可能性があります。身長別の適正重量は少年野球バットの長さ・重さの選び方|身長別早見表と振れる重さの見極め方で確認してください。
グリップテープの交換時期についてはグリップテープの交換方法|巻き方と交換時期の目安をご覧ください。グリップテープの交換は、手袋の寿命を1.5倍にします。
左打ちの子・左利きの子の場合
左打ちの場合、下の手が右手、上の手が左手になります。ただし両手用を買えば何も変わりません。
バッティンググローブに右打ち用・左打ち用の区別はなく、左右セットで両方入っています。ここは安心してください。
なお、左利きのお子さんはグローブ(守備用)の選択肢が限られるという別の悩みがあります。そちらは左利き用グローブの選び方|少ない選択肢の中でどう選ぶかにまとめました。
よくある質問
まとめ
- 少年野球は両手が正解。マメ防止・グリップ安定・防寒がすべて取れます
- 基準になるのは利き手ではなく「右打ちか左打ちか」
- 片手にする場合は下の手(右打ちなら左手)が一般的
- プロが片手なのは素手の感覚を残したいという好み。上級・下級の話ではありません
- はめるときは手首のベルトをしっかり締める。緩いと効果が半減します
- すぐ破れる子はサイズ・グリップテープ・バットの重さを疑ってください
「どっちの手?」という素朴な疑問から入って、実はバットの重さやグリップテープの話にまでつながっているのが面白いところです。
お子さんに聞かれたら、まずは「両方だよ。手を守るためだからね」で十分です。そのうち自分で「片手で振ってみたい」と言い出したら、そのときは成長の証だと思って見守ってあげてください。
ルールや色の確認は少年野球のバッティンググローブ|連盟別の使用ルールと選び方、自宅練習のメニューは少年野球のティーバッティング|自宅でできる練習メニューもあわせてどうぞ。
物欲パパでした。(片手派か両手派かで盛り上がれるのが、野球好きのいいところです)
※ルール・仕様は変わることがあります。使用可否は所属チーム・連盟にご確認ください。


