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キャッチボールの教え方|野球未経験パパでも大丈夫な5ステップ

キャッチボールの教え方|野球未経験パパでも大丈夫な5ステップ 始めての野球
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どうも、物欲パパです。

野球をやったことがないのに、キャッチボールの相手をすることになった方へ。この記事はそのために書きました。

大丈夫です。上手に投げる必要はありません。教える側に必要なのは、いいボールを投げる能力ではなく、いい順番を知っていることだけです。

実際、キャッチボールでつまずく子の多くは、投げ方ではなく「捕り方」から入っていないことが原因です。ここを逆にするだけで、驚くほど変わります。

この記事では、野球未経験の親でも進められるキャッチボールの教え方を、5つのステップに分けて解説します。

結論:順番を守れば、野球未経験でも教えられる

  • 「投げる」より先に「捕る」を教える。捕れないと怖くなり、野球そのものが嫌になる
  • 教える順番は①捕る → ②握る → ③体の向き → ④体重移動 → ⑤距離を伸ばすの5ステップ
  • フォームを言葉で直そうとしない。「肘を上げて」は子供には伝わらない
  • 親が投げる球は胸から顔の間に、山なりで。速い球は一球も要らない
  • 最初はやわらかいボールで。硬い球への恐怖心を作らないことが最優先
  • 1回の時間は15分で十分。「もっとやりたい」で終わらせるのが正解

なぜ野球未経験のパパのほうがうまくいくことがあるのか

経験者のパパほど、自分がやってきたことを教えたくなります。「肘が下がってる」「体が開いてる」。言っていることは正しいのですが、小学生には伝わりません。伝わらない指摘を繰り返されると、子供は「自分はできていない」とだけ理解して、キャッチボールが苦痛になります。

一方、未経験のパパは専門用語を持っていません。だから「どうやったら届く?」「今の、いい音したね」といった、子供にそのまま届く言葉で話せます。たまに臨時コーチとしてグラウンドに立つ親として見てきた限り、伸びる子の親御さんは教え方がうまいのではなく、褒めるタイミングがうまいんです。

まず親が用意すべきものは「グローブ」です

素手で受けようとするパパを毎年見かけますが、絶対にやめたほうがいいです。痛いので反射的によけてしまい、その姿を子供が真似します。「ボールは怖いもの」という刷り込みは、そこから始まります。

親用は高いものは要りません。軟式用の安いもので十分機能します。子供用のサイズ選びは少年野球のグローブのサイズの選び方|手の大きさ別・学年別を参考にしてください。

親用グローブの相場|いくら出せばいいのか

価格帯 内容 こんな人に
3,000〜6,000円 合皮・エントリーモデル。すぐ使えるが2年ほどで型崩れ とりあえず相手をしたいだけのパパ
8,000〜15,000円 天然皮革の入門〜中位。手入れすれば5年以上使える ほとんどのパパはここで正解
20,000円〜 上位モデル。ノックや試合の手伝いまで見据えた一枚 コーチ・審判もやることになったパパ

正直に言うと、キャッチボールの相手をするだけなら8,000円台で全く困りません。私自身グラブ沼歴20年以上ですが、親子キャッチボール用に使っているのはそのクラスの一枚です。ただし、チームの手伝いに呼ばれるようになるとノックを受ける場面が出てきます。その予定があるなら最初から中位以上を選ぶほうが結果的に安く済みます。

買ったグラブが硬くて捕れない場合は新品グラブが硬い!子供のグローブを柔らかくするには?オイル・湯もみ・スチームをコーチが解説もあわせて読んでください。

5ステップの教え方

ステップ1|捕るを教える(最初の2〜3回はこれだけ)

投げるのは後回しです。まず親が転がしたゴロを捕るところから始めます。次に、下から山なりで胸に届く球を投げてあげる。この段階での唯一のポイントは「両手で捕る」だけです。グラブに当てて、もう片方の手でフタをする。それだけ言えば十分です。

「グラブの網の部分で捕る」「音が鳴るところで捕る」と伝えると、子供は勝手にポケットの位置を覚えます。位置を口で説明する必要はありません。

ステップ2|握りを教える

ボールの縫い目に人差し指と中指をかけ、親指を下から支える。この3点で持ちます。手のひらとボールの間にすき間を作るのがコツで、ここを握り込んでしまうと球が回転せずお辞儀します。

子供の手が小さいうちは3本指でも構いません。学年が上がって手が大きくなれば自然に2本になります。ここを無理に矯正する必要はありません。

ステップ3|体の向きを教える

「肘を上げて」ではなく「おへそを相手に見せない」

投げる前に、グラブ側の肩を相手に向けて立つ。これだけで肘は勝手に上がります。フォームの問題の大半は、腕ではなく体の向きが原因です。

声かけの例:「投げる前に、横向きになろう」「グラブの肩でねらいをつけて」。腕の話は一切しないでください。

ステップ4|体重移動を教える

横向きに立ったら、踏み出す足を相手に向けて一歩出す。後ろ足に乗っていた体重を、前足に移しながら投げる。「足で投げる」という感覚です。

うまくいかないときは、あえて「投げるな、放れ」と言ってみてください。力を抜いた放り投げのほうが、正しい体重移動が出やすいです。

ステップ5|距離を伸ばす

ここまでできて、初めて距離を伸ばします。目安は下の表のとおりです。

段階 距離の目安 この段階の目的
導入 3〜5m 捕る。怖くないと体で覚える
基本 7〜10m 握り・体の向きを固める
発展 13〜15m 体重移動を使わないと届かない距離
仕上げ 18m以上 遠投。ただしフォームが崩れたら即戻す

距離を伸ばしてフォームが崩れたら、迷わず距離を戻してください。届かせようとして体が開くクセがつくと、あとで直すのに何倍も時間がかかります。

硬い球で始めないでください

これが一番伝えたいことです。野球をやめる子の理由の上位が「ボールが怖い」です。一度、顔や指に当てて痛い思いをすると、その記憶は数年残ります。

最初の数回は、やわらかいトレーニングボールやスポンジボールを使ってください。「当たっても痛くない」と体が理解してから軟式球に移る。この順番を守るだけで、捕球の上達スピードが明らかに変わります。臨時コーチとして、これは断言できます。

親が忙しいときは、壁とネットに任せる

毎日相手をするのは現実的に無理です。私も無理でした。その代わりに使えるのが投球ネットです。折りたたみ式で数千円から買えて、子供が一人で投げ込めます。的が付いているタイプなら、コントロールの練習にもなります。

近所の壁当ては音の問題でトラブルになりやすいので、庭やベランダで使えるネットのほうが結局は安上がりです。

絶対に言ってはいけない5つの声かけ

NGな声かけ 言い換え
「なんで捕れないの」 「今の、届いてたよ。もう一回」
「肘が下がってる」 「横向きになってから投げよう」
「ちゃんとやれ」 「あと5球で終わりにしよう」
「〇〇くんはできてるぞ」 「先週より届くようになったね」
「もう1時間やるぞ」 「今日はここまで。また明日」

他人との比較と、終わりが見えない練習。この2つが子供のやる気を最も確実に削ります。15分で「もっとやりたい」のまま終わらせるのが、長く続けるための最大のコツです。

その日にできたことを一行だけ書き残しておくと、成長が目に見えます。やり方は野球ノートの書き方|子供の成長を加速させる使い方にまとめています。

次にやること|キャッチボールの先へ

キャッチボールが安定してきたら、次は捕った球を「捕る位置」に意識を向ける段階です。守備の入り口は外野守備の基本|落下点への入り方を現役外野手が解説を、打撃側はティーバッティングの正しいやり方|効果が出る練習メニューと自宅でのコツを参考にしてください。

また、チームの手伝いを頼まれるようになったらパパコーチの持ち物リスト|これだけあれば困らない少年野球はトレシューとスパイクどっち?が役に立ちます。これから入団先を探す段階なら少年野球チームの選び方|入団前チェックリスト10もどうぞ。

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よくある質問

Q. 親が野球未経験でも本当に大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。技術指導はチームのコーチがやります。親の役割は「野球を楽しいと思わせること」と「回数を確保すること」の2つです。この記事の5ステップだけ押さえておけば、間違ったことは教えません。
Q. 何歳から始められますか?
A. やわらかいボールなら4〜5歳から遊びとして始められます。軟式球を使うのは、両手で捕る動作が安定してからにしてください。年齢より「捕れるかどうか」で判断します。
Q. 毎日やったほうがいいですか?
A. 毎日15分のほうが、週末に1時間より確実に伸びます。ただし親が疲れて不機嫌になるくらいならやらないほうがマシです。週3回×15分でも十分な効果があります。
Q. 子供が投げるとお辞儀する球になります
A. ほぼ100%、手のひらでボールを握り込んでいます。指とボールの間にすき間を作らせてください。それでも直らないときはボールが子供の手に対して大きすぎる可能性があります。学年に合った号数を確認してください。
Q. 親用のグローブは子供用で代用できませんか?
A. できません。手が入りませんし、無理に使うと捕球面が歪んで子供のグラブを傷めます。大人用の安いモデルを1つ買ってください。5,000円台からあります。
Q. 子供がキャッチボールを嫌がります
A. まず「怖い」か「つまらない」かを切り分けてください。怖いならやわらかいボールに戻す。つまらないなら、的当てや「10回連続で捕れたら終わり」のようなゲーム性を入れてください。練習と呼ばずに遊びにするのが有効です。

まとめ

  • 教える順番は捕る → 握る → 体の向き → 体重移動 → 距離
  • 「肘を上げて」ではなく「横向きになってから投げよう」と言う
  • 最初はやわらかいボール。恐怖心を作らないことが最優先
  • 親用グローブは8,000〜15,000円で十分。ノックもやるなら中位以上
  • 他人と比べない。先週の本人と比べる
  • 15分で「もっとやりたい」で終わる。これが続けるコツ

野球未経験だからと引け目を感じる必要はまったくありません。子供にとって、親がグローブを持って向かい合ってくれることそのものが一番のごほうびです。技術は後からいくらでもついてきます。

物欲パパでした。(未経験だったはずのパパが、気づけばグラブを3つ買っている。よくある話です)

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