グローブ沼にハマった30代パパの話
〜俺の5つのグローブ、全部見せます〜
気づいたら5個あった。なんで?自分でもわからない。でも全部大事。
左から①〜⑤。
みなさん、グローブって何個持ってますか?
「普通1個でしょ」って思ってる人もいるかもしれませんが、野球人なら複数個持っていると思います。
今回は、小学5年生からミズノ一筋だった私が、どうやってグローブ沼にズブズブとハマっていったかを、手持ちのグローブ5個と一緒に振り返っていこうと思います。
ちなみに中学生より前に使っていたグローブは近所の人に譲ったりして手元にはありません。小学生低学年のころはNIKEのグローブを使っていて、小学5年生からミズノへ。中学のときはミズノのビューリーグを愛用していました。そしてここから紹介する5本が、現在手元にあるすべてです。
小学低学年:NIKE → 小学5年〜:ミズノ一筋 → 中学:ミズノ ビューリーグ →
以降、ここで紹介する5本へ続く。中学以前のグローブは手元になし。
ミズノ グローバルエリート Lvシリーズ
受球面には「Vibrate Oily Processing」の刻印。15年分の汗と思い出が染み込んでいる
私の野球人生においての青春の相棒、それがこのグローバルエリートです。高校生のときに使い始めたグローブで、当時はグローブへのこだわりが今ほどなく、「はじめから柔らかいものを」という基準だけで選びました。今思えば、それがすべての始まりだったかもしれません。
当時は「型を付ける」という概念が頭になく、買ってすぐにそのまま使い始めました。早く使いたくて仕方なかったというのもありましたが(笑)。さらにポジションとしてピッチャーも少しやっていたんですが、裕福な家庭ではなかったため、外野手用のグローブでピッチャーをやることもしばしば。その結果、外野用なのに横型の握りもできるという、なんとも謎のハイブリッドな型になってしまいました。
でもそのおかげか、当時の野球部の仲間からは「ボールが捕りやすい」と褒めてもらえて、それが素直に嬉しかったのを今でも覚えています。
- ミズノプロが「王道」なのに対し、グローバルエリートは「革新・軽量・捕球重視」をコンセプトに誕生したシリーズ
- 製造工程前に革へ特殊加工を施すミズノ独自の手法により、最初から柔らかく手に馴染みやすい風合いを実現
- 「はじめから柔らかい」という特徴は偶然ではなく、グローバルエリートの設計思想そのもの
- ポケットを大きく使いやすく設計されており、外野手の広い守備範囲をカバーする設計
ミズノ ミズノプロ スピードドライブテクノロジー
10年以上前のグローブとは思えないこの綺麗さ。キャッチボール専用の証(笑)
社会人になって、初めて自分のお金で買ったグローブがこれです。それまで外野手用しか持ったことがなかったので、「内野手用ってどんな感じなんだろ?」という純粋な興味本位で手を出してみました。
そしてこのグローブで初めて「型付け」に挑戦したんですが……内野手用の型がよくわからないまま「なんとなくこんな感じかな」とやってみた結果、自分でも「あ、これちょっと違う」と思う仕上がりに。でも、キャッチボールぐらいなら全然ちゃんと捕れるので気にしないようにしています!
キャッチボールでしか使っていないので、10年以上前に買ったグローブとは思えないほど今でも綺麗な状態を保っています。そしてこのグローブには伝説的な記録があります。それは——「一度もダイビングキャッチをされたことがない」こと(笑)。内野手用なのに、内野を守ったことが一度もないんです。
- 「捕球の瞬間」だけでなく「捕球までの動き」にもフォーカスした設計思想が最大の特徴
- 軽量化や重心の見直しにより、捕球時の動作や体勢を理想的なものに近づけることを目指した「スピード追求型」モデル
- 薬指と小指をX字状に結ぶことで握り込みがしやすい独自構造を採用
- 比較的柔らかめのレザーを使用しており、初めて内野手用グローブを使う人でも扱いやすい設計
- ミズノプロラインの上位シリーズで、プロ・アマ問わず人気の定番モデル
ミズノ 調子くんグラブ by プロスピ feat.マエケン
背面の「調子くん」と「プロ野球スピリッツA」の刻印、18番もしっかり入ってる。これは確かに子どもたちが食いつくやつ(笑)
ピッチャー用のグローブを探していたとき、一目惚れして即ポチしたのがこちらです。2021年1月の受注生産、限定品。限定に弱い私はついついポチってしまいました(笑)。
手に入れてからしばらくは「使うのがもったいない」と感じてしまい、大切に保管していました。でもある日、「使わないほうがもったいないよな」という当たり前の結論に到達。2025年の冬に、バンダイスポーツの小林さんに型付けをお願いしました。プロに頼むのも初めての経験で、仕上がりを見たときはテンションが上がりました。
今は少年野球に行くときにこのグローブを持っていって、バッティングピッチャーをやるのに使っています。子どもたちに「そのグローブすげー!」と言ってもらえるのが、毎回本当に嬉しい(笑)。
- プロ野球ゲーム「プロスピA」とのSNSコラボ企画「#マエケンウェブチャレンジ」から生まれた特別なグローブ
- 前田健太投手の使用予定モデルを一般向けにアレンジしたレプリカ。親指部には前田投手がグローブに施しているロゴ、ウェブ下には背番号「18」が刻印
- マエケンモデルは「横握り型」。ウェブ下にポケットを作りやすく、投球時のバランスと球の出しやすさを重視した設計が特徴
- 親指芯をわずかに内側に入れ込み、握る際に力が伝わりやすい角度に設計されているというプロのこだわりが詰まったグローブ
ミズノ ミズノプロ 大田泰示モデル(オーダー)
「HAGA JAPAN」の刻印入り。芳賀工場製のミズノプロ、職人の仕事が革に宿っています
①のグローバルエリートが15年の歳月を経てさすがにヘタってきたので、そろそろ外野用を新調したいと考えていました。そして「どうせ買うなら、自分だけのグローブを作りたい」と思い、人生で初めてオーダーグローブに挑戦したのがこちらです。
ベースは大田泰示選手のモデル。カラーは「あまり見かけない組み合わせにしたい」ということで、本体を赤、紐を紺に。派手すぎず、地味すぎない「派手渋」を狙いました(笑)。
型付けも今回は自分でしっかり取り組みました。ずっと外野手をやってきたので、ここは自信がある。実際に仕上がった型も、我ながら「いい感じにできたな」と思っています。初めて手を入れたときの革の固さには正直驚きましたが、それが徐々に自分の手に馴染んでいく過程が楽しくて。このグローブが「革の違い」「型付けの面白さ」「グローブが育っていく喜び」を初めてちゃんと教えてくれたと思っています。
使っていると、ガッチリとボールを掴んでくれる頼もしさがあって、それがたまりません。
- 大田泰示選手(元日本ハム・DeNA)はゴールデングラブ賞受賞経験を持つ強肩・広い守備範囲が武器の外野手で、その型を再現したモデル
- プレキシーエリートレザーを採用。プロが選ぶクラフトマン厳選のしなやかさが特徴の革で、使い込むほどに型が出やすくなる設計
- 芯スタイルは「ヨコトジダブル」で親指部を補強。外野手に必要な深くしっかりしたポケット(ボックス型)が作りやすい
- ミズノプロのオーダー品なので、革の色・紐・刺繍まですべて自分好みにカスタマイズ可能。まさに「世界で一つだけのグローブ」
TYPE-C100S(WBCカラー)
赤×紺×白×キャメル紐のWBCカラー。「S」のゴールドエンブレムが映える。捕球面の黒革の深いポケットから、あの爆音が生まれる
まず最初に聞いてください。
子どもが野球をするなら、パパのグローブはキャッチャーミットが定番ですよね?
子どもにはピッチャーやらせますよね?
世の中のパパはみんなキャッチャーミットを持ってますよね?(笑)
……ということで、まだ0歳の長男が将来野球をやることを完全に妄想しながら購入してしまいました。いや、これは先行投資です。絶対に。
最初はキャッチャーミットの定番、ハタケヤマかZETTでオーダーしようかと考えていました。そんなとき、YouTubeでTYPE-C100Sを見かけて、一気に心を持っていかれました。インスタで作っている方の投稿をずっと眺めていたんですが、WBCカラーでキャッチャーミットを作ったという投稿を見て「これだ!」と。
悩みました。でもそのとき思ったんです。「これは神様が硬式用を買えと言っている」と(笑)。軟式が売り切れていなければ、安い方を妥協して買っていた。でも売り切れたことで、本当に欲しかったものに向き合えた。ある意味、悔しかったけれど、同時に「自分が目をつけたものは間違いじゃなかった」という嬉しさもありました。
そして妻に土下座してお小遣いを前借りし、「アホだね」と言われながら購入(笑)。このくだり、我ながら全く反省していません。
手に入れたキャッチャーミット、気に入らないはずがありません。見た目が完全に「刺さった」。近所の中学生とキャッチボールで使ってみたら、捕球音が銃声レベルの爆音。とにかく硬い。でも、それがまた良い。毎日手にはめてはニヤニヤしています。
いつか自分の子どもが野球をするとき、このミットでキャッチャーをしてくれることを夢見て——それまで大切に育てていきます。
そして、このグローブが物心ついてから初めてのミズノ以外のグローブ。ここで私は確実にグローブの沼に落ちました。
- 「要(KANAME)baseball Japan」のプライベートブランドとして誕生した「名前の無いキャッチャーミット」。シンプルに実力で語るという姿勢がカッコいい
- キャッチャーミットとしては小型・横型・ポケット浅めの設計で、握り変えがしやすい操作性重視のパターン
- 素材は独自の「SECRET LEATHER」。ハリとコシを兼ね備えた非常に硬くて強いレザーで、使い込むほど馴染みやすくなる仕上がり
- 密度の高い芯材を使用しており、芯で音を鳴らす設計。あの爆音の正体はこの芯にあり!型崩れもしにくい
- 日本製・高校野球対応品。職人が一つずつ作るこだわりの逸品で、インスタを中心に野球好きの間で話題になっているミット
最後に
今気になっているのはアトムズ、GS、和牛JB……挙げるとキリがない。全部欲しいと思っています。財布と妻の視線が許す限り、この沼からは抜け出せそうにありません(笑)。
グローブって、ただの道具じゃないんですよね。それぞれに買ったときの記憶、使ったときの思い出、手に馴染んでいった時間が詰まっている。だから手放せないし、増えていく(笑)。
みなさんのお気に入りのグローブも、ぜひコメントで教えてください!


コメント