PR

ドアスイングの対策|あのころの自分に教えてあげたい、今だからわかること

ドアスイングの対策|あのころの自分に教えてあげたい、今だからわかること 野球
記事内に広告が含まれています。

「ドアスイングを直せ」と言われ続けた。でも、何をどう直せばいいのかわからなかった。

そのまま小学生から高校まで野球を続け、社会人になっても悩み続けた私が、今になってようやく気づいた対策があります。

この記事は、指導者目線の教科書的な内容ではありません。同じように悩んでいた経験者が、今の自分にできることを振り返った話です。当時の自分に教えてあげたかったことを、正直に書きます。

⚠️ この記事の内容は私の実体験・持論をもとにしています。指導者や専門家の見解とは異なる場合があります。参考程度にご覧ください。


その前に:ドアスイングはなぜ起きるのか

対策を考える前に、原因をざっくり整理しておきましょう。詳しくは別記事で解説していますが、ドアスイングの原因は大きく2つに分けられます。

私自身の原因

  • ダウンスイングの意識が強すぎた
  • 体の回転の仕方がわからなかった
  • 手で打つ意識が大きすぎた

一般的に言われている原因

  • グリップが支点(背骨)から離れている
  • テイクバックが大きすぎる・後ろすぎる
  • 肩甲骨・胸の動きが十分でない
  • 体重移動が不足して軸足回転になっている
  • 溜めがないまま振り出している

それぞれの原因に対して、今の私ならこう対策します。


私の持論:3つの原因への対策

対策① ダウンスイングの意識をやめる

まず最初に言いたいのは、「上から叩け」という意識を捨ててくださいということです。

上から来るボールに対して、同じく上からのダウンスイングで打ちにいくとどうなるか。バットとボールが一点でしか交わらないんです。一点で捉えようとするから、少しでもタイミングがズレると打ち損じになる。

だからこそ、ボールの軌道に対してバットの芯を長く乗せる意識が大事になります。面で捉えにいくイメージです。これがレベルスイングの考え方で、この意識に変えるだけでミート率が上がります。

当時の自分に一番最初に教えてあげたいのは、これです。

📸 【写真①】レベルスイングとダウンスイングの軌道比較 横から見たスイング軌道の違いがわかるように。


対策② 体の回転を正しく使う

「体を回して打て」という言葉は、野球をやっていれば一度は聞いたことがあるはずです。でも、どこをどう回せばいいのか、教えてもらったことはありますか?

私はありませんでした。だから何年も手打ちのままでした。

今の私が意識しているのは、上体を少し前に倒した「くの字」の姿勢を維持したまま回ることです。上体を起こしたまま回ろうとすると、体がコマのように単純に回るだけになってしまいます。くの字を維持したまま回ることで、体の軸が安定し、自然と下半身の力がスイングに伝わるようになります。

体の回転については、私が独自に考えた「猫ちゃんスイング理論」でより詳しく解説しています。ぜひそちらも読んでみてください。(リンク)

📸 【写真②】くの字姿勢を維持したスイングの連続写真 構えからインパクトまで、上体の角度が崩れないことがわかる横からの連続写真。


対策③ 腕ではなく、大きな筋肉でバットを振る

「思いっきり振れ!」と言われたとき、あなたはどこに力を入れますか?

多くの人は腕に力を入れてしまうと思います。私もそうでした。でも腕は小さい筋肉です。腕の力だけで振ったスイングは、見た目は力強くても実際にはボールに力が伝わりにくい。

では何を使って振るのか。答えは脚と腰の大きな筋肉です。

下半身で地面を踏ん張り、腰を回転させる。その力をバットに伝える意識に変えると、腕に余計な力が入らなくなります。結果として、バットが自然と体の近くを通るようになり、ドアスイングが改善されていきます。

腕でバットを振るのではなく、腰でバットを振る——この意識の転換が、手打ちを直す一番の近道だと思っています。

📸 【写真③】腕打ちと下半身を使ったスイングの比較 意識的に腕だけで振った場合と、腰の回転を使って振った場合を正面から比較。


一般的に言われている対策

⚠️ ここからは一般的に言われている対策です。私の持論とは異なる部分もありますが、参考としてまとめました。

対策④ グリップを体の近くを通す意識を持つ

インサイドアウトスイングを習得するうえで重要なのは、グリップが体の近くを通ってスイングすること。グリップが体から離れた瞬間にバットは遠回りし、ドアスイングが完成してしまいます。 First Pitch

「内側から出せ」という言葉の本質はここにあります。バットではなく、グリップを体の近くに通すイメージを持つと感覚が掴みやすくなります。

対策⑤ テイクバックを小さくする

背中の方向にテイクバックするバッティングフォームは、トップの位置が後ろになってしまいバットのヘッドが遠回りするため、ドアスイングの原因になります。 At-bat8

テイクバックが大きければ大きいほど、バットが遠回りするリスクが高まります。コンパクトにトップを作ることを意識してみてください。

対策⑥ 肩甲骨・胸の動きを意識する

ドアスイングは肩甲骨や胸郭・胸椎といった部分の動きが不足することで起きます。この部分の動きが不足すると、骨盤や体幹部の回転の際にバットが取り残された状態になります。 Spotuber-tv

胸のひねり・肩甲骨の動きをスムーズにすることで、体の回転とバットが連動しやすくなります。素振りの前に肩甲骨をほぐすストレッチを取り入れるだけでも変わります。

対策⑦ 体重移動をしっかり使う

身体が前に突っ込むと軸がぶれやすくなり、ドアスイングの原因であるバットのヘッドが遠回りする確率が高くなります。ステップ時に軸足の股関節を意識することで矯正できます。 At-bat8

前足に体重を突っ込ませるのではなく、軸足の股関節を意識してステップする。この感覚を掴むだけで、体重移動が安定しドアスイングが出にくくなります。

対策⑧ 溜めを作ってから振り出す

体の捻り戻しにより溜めを作ることがインサイドアウトスイングのコツです。先にグリップを抜こうとすると必然的にグリップが体の前に来てしまい、両肩を結ぶ線とバットが平行になってドアスイングになります。 Fx-education

「溜め」とは、バックスイングで体を捻ったあと、すぐに振り出さずに一瞬キープする感覚のことです。この溜めがあることで体の捻り戻しの力がスイングに乗り、インサイドアウトの軌道が生まれます。


自然と治ったきっかけは、道具だった

正直に言うと、この対策を意識して「よし直すぞ!」と取り組んだわけではありませんでした。

自然と治っていたんです。

きっかけはAmazingのヘッドランバットというトレーニングバット。このバットは正しいスイングをしないとうまく振れない構造になっていて、試行錯誤しながら振り続けるうちに、体が自然と正しい軌道を覚えていきました。

「今だからわかる対策」を言語化できたのも、ヘッドランバットで体が変わった経験があったから。道具の力を借りることも、立派な改善方法の一つだと思っています。

ヘッドランバットの詳しいレビューはこちら→(リンク)


まとめ

原因対策
ダウンスイングの意識が強すぎたレベルスイングでボール軌道に長く乗せる
体の回転の仕方がわからなかったくの字姿勢を維持したまま回る
手で打つ意識が大きすぎた腕ではなく脚・腰の大きな筋肉で振る
グリップが支点から離れているグリップを体の近くを通す意識を持つ
テイクバックが大きすぎるコンパクトにトップを作る
肩甲骨・胸の動きが不足している肩甲骨をほぐしてから振る
体重移動が不足している軸足の股関節を意識してステップする
溜めがないまま振り出しているバックスイング後に一瞬キープしてから振る

どれか一つでも意識が変われば、スイングは変わります。私がそうだったように。

ドアスイングは、本人が一番気づきにくいクセです。でも、原因と対策を理解すれば必ず改善できます。焦らず、一つずつ取り組んでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました