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どうも、物欲パパです。
つばが波打っている帽子。汗染みが白く浮いた帽子。てっぺんが潰れて平べったくなった帽子。ベンチの棚に並ぶと、扱い方の差がはっきり出ます。
野球帽は消耗品ですが、型崩れのほとんどは経年ではなく洗い方と乾かし方で決まります。丸洗いしていい帽子と、してはいけない帽子があります。
そしてサイズ。少年野球用は特に、きつめを選ぶと汗を吸って伸びる前に嫌がられます。
この記事では、野球帽子のサイズの選び方と、型崩れさせない洗い方を手順つきで解説します。
結論:手洗い+陰干し+形をキープして干す
- 洗濯機はNG。つばの芯が折れ、クラウン(頭の部分)が潰れる
- ぬるま湯+中性洗剤で押し洗い。こすらず、絞らない
- 干すときは丸めたタオルを中に入れて形をキープし、必ず陰干し
- サイズは「額の一番出っ張った位置+眉の上」を通る円周で測る
- 大きめを買って調整するのは失敗のもと。走ると飛ぶ・視界に入る
- 臭い対策の本命は「使うたびに汗を拭き、風を通す」。洗濯は最後の手段
野球帽のサイズの選び方
測り方
メジャーを使って、額の一番出っ張っているところと、後頭部の一番出っ張っているところを通る円周を測ります。眉の少し上あたりを通す形です。きつく締めず、指1本が入る程度の余裕で。
| 学年の目安 | 頭囲の目安 | サイズ表記の目安 |
|---|---|---|
| 小学1〜2年 | 51〜54cm | ジュニアS〜M |
| 小学3〜4年 | 53〜56cm | ジュニアM |
| 小学5〜6年 | 55〜58cm | ジュニアL〜一般S |
| 中学生 | 56〜60cm | 一般S〜M |
※あくまで目安です。メーカーによって表記が異なるので、必ず各社のサイズ表でcm表記を確認してください。
大きめを買ってはいけない理由
「すぐ大きくなるから」で失敗する典型例
大きい帽子は、走ると飛びます。全力疾走のたびに手で押さえる子を毎年見かけますが、あれは走塁のロスになりますし、守備では致命的です。飛球を追いながら帽子を押さえるなど、できるはずがありません。
さらに、ずり下がるとつばが視界に入ります。フライを追うときに一番困る状況です(外野守備の基本|落下点への入り方を現役外野手が解説でも触れています)。帽子は「今ぴったり」を選んでください。
とはいえ成長は速いです。妥協点としては、アジャスター(後ろの調整部分)があるモデルを選ぶこと。マジックテープ式やスナップバック式なら、2〜3cmの成長には対応できます。
チーム指定の帽子で選択肢がない場合は、サイズが合わなくなった時点で買い替えが正解です。ヘルメットと同じ考え方で、合わないものを使い続けるほうが損をします(少年野球のヘルメット規定|サイズの選び方と買い替えの目安参照)。
洗う前に|洗濯機がダメな理由
野球帽が洗濯機に耐えられない理由は3つあります。
- つばの芯が折れる — つばの中には樹脂の板が入っています。回転と脱水で折れ癖がつくと戻りません
- クラウンが潰れる — 頭の部分の立体形状が崩れ、ぺたんこになります
- 色落ち・型崩れ — 高温や強い水流で生地が縮み、サイズが変わることがあります
特につばは、一度折れたら修復不能です。洗濯ネットに入れても、脱水の遠心力までは防げません。手洗い一択と考えてください。
型崩れさせない洗い方|5ステップ
1. ブラシで乾いた汚れを落とす
いきなり水に濡らさず、まず乾いた状態で土やホコリをブラシで払います。濡らすと汚れが繊維に入り込んで落ちにくくなります。
2. 汗染み部分に洗剤を直接つける
汗染みは額の内側(スベリ革)と、その周辺に集中します。ここに部分洗い用の洗剤か、中性洗剤の原液を少量つけて、柔らかい歯ブラシで軽く叩くようになじませます。ゴシゴシこすると生地が毛羽立つので厳禁です。
3. ぬるま湯で押し洗い
温度は30度前後。熱いお湯は絶対に使わない
熱湯は生地を縮ませ、つばの樹脂を変形させます。30度前後のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、帽子を沈めて上から手のひらで押します。10〜20回で十分です。
ひどい汚れは、洗剤液に30分ほどつけ置きしてから押し洗いすると落ちます。ただし長時間の浸け置きは色落ちの原因になるので、1時間以内に。
4. すすぎ|絞らない
きれいな水で洗剤を落とします。ここで絞るのが最大のNGです。雑巾のようにねじると、それだけでクラウンの形が崩れます。
水気を取るときは、乾いたバスタオルで帽子を挟んで、上から押す。これだけです。
5. 形をキープして陰干し
ここが仕上げです。方法は2つあります。
| 方法 | やり方 | 評価 |
|---|---|---|
| タオル詰め | 丸めたタオルを中に詰めて、形を保ったまま干す | お金がかからず確実 |
| キャップ用ハンガー | 帽子の形をした専用の干し具に被せる | 複数枚あるなら便利 |
そして必ず陰干し。直射日光に当てると色あせします。特に紺・黒の帽子は一度焼けると目立ちます。風通しの良い日陰で、半日〜1日かけて乾かしてください。
つばのカーブが緩んだ場合は、乾く前に手で好みの角度に曲げておくと、その形で固まります。
臭いが取れないときの対処
洗っても臭いが残る場合、原因は雑菌です。手順としてはこうなります。
- 酸素系漂白剤(粉末)をぬるま湯に溶かし、30分つけ置き — 色柄物にも使えるタイプを選ぶ
- よくすすぐ
- タオルで水気を取り、形をキープして陰干し
注意点は塩素系漂白剤は絶対に使わないこと。色が抜けて使い物にならなくなります。
それでも取れない場合は、正直に言って買い替えどきです。汗が芯まで染みた帽子は、どうやっても戻りません。練習用と試合用を分けて、練習用は消耗品と割り切るのが現実的な運用です。
そもそも汚さない・臭わせないコツ
帽子を長持ちさせる本当のコツは、洗い方ではなく日々の扱いです
①練習後、バッグに詰め込まない — 汗を含んだまま密閉されると、そこで雑菌が一気に増えます。帰宅したらすぐ出して、風通しの良い場所へ。
②内側のスベリを拭く — 汗を拭き取るだけで、汗染みの進行が大幅に遅くなります。
③帽子用の汗取りパッドを使う — 額の内側に貼るタイプ。パッドを交換するだけで済むので、帽子そのものが汚れません。コストパフォーマンス最強の対策です。
夏場は、冷感インナーキャップを帽子の下にかぶる方法も有効です。汗を吸うのはインナー側なので、帽子は驚くほどきれいなまま保てます。熱中症対策にもなるので一石二鳥です。
つばは曲げていいのか
よく聞かれるので書いておきます。好みで曲げて構いません。ただし、少年野球では次の点に注意してください。
- 曲げすぎると視界が狭くなる — フライを追うときに上が見えない
- チームによっては指定がある — 「まっすぐにするように」という指導をする監督もいる
- 曲げ癖は戻りにくい — 一度強く曲げると元には戻りません
曲げる場合は、洗って濡れているときに手で緩やかにカーブをつけ、そのまま乾かすのが一番自然に仕上がります。熱湯や電子レンジを使う方法はネット上にありますが、樹脂が変形して割れることがあるので勧めません。
買い替えのタイミング
| 状態 | 判断 |
|---|---|
| 汗染みが薄く残っている | まだ使える。練習用に |
| 洗っても臭いが取れない | 買い替え推奨 |
| 走ると飛ぶ・ずり下がる | サイズアウト。即買い替え |
| つばが折れている | 買い替え。修復は不可能 |
| 色があせている | 練習用なら可。試合用は揃えたい |
ユニフォーム一式の管理という意味では、野球のストッキングとソックスの違いや野球スパイクの洗い方|長持ちさせる手入れの手順も同じ考え方です。「洗い方を知っているかどうか」で、1年間の出費がはっきり変わります。
冬場の防寒については秋冬の防寒グッズまとめを、練習の手伝いに入る保護者の方はパパコーチの持ち物リスト|これだけあれば困らないもどうぞ。
よくある質問
まとめ
- サイズは「今ぴったり」を選ぶ。大きめは走ると飛び、視界を塞ぐ
- 洗濯機はNG。つばが折れ、クラウンが潰れる
- 30度のぬるま湯+中性洗剤で押し洗い。こすらない、絞らない
- 干すときはタオルを詰めて形をキープ+陰干し
- 臭いは酸素系漂白剤で。塩素系は絶対に使わない
- 最強の対策は汗取りパッド+インナーキャップ。そもそも汚さない
帽子は、子供が一番長い時間身につけている野球道具です。洗い方を一度覚えておけば、この先ずっと使えます。休みの日の午前中に洗って、夕方には乾いています。それだけで、来週の練習が少し気持ちよくなります。
物欲パパでした。(グラブの手入れは丁寧なのに、自分の帽子は3年洗っていませんでした)
※商品の価格・仕様は変わることがあります。洗濯表示は製品によって異なりますので、必ずタグの表示をご確認ください。


