どうも、物欲パパです。
審判シリーズもここまで、塁審・球審・2人制・実戦編とやり方を解説してきました。第5弾は、いよいよ道具の話。物欲パパの本領発揮です(笑)
「審判を頼まれたけど、何を用意すればいいの?」——まず結論から言います。ほとんどはチームの備品を借りればOK。自分で買うのは、あっても2〜3点で十分です。そのうえで「買うなら何から?」を優先順位つきで解説します。買う沼の話は、最後に少しだけ(笑)
結論:まず借りる。自分で買うならこの順番
では、服装と道具に分けて具体的に見ていきましょう。
審判の服装:基本は「連盟の色に合わせる」
服装は所属連盟で色や仕様が決められています。多いのは上が水色または黒のポロシャツ、下がグレーor黒のスラックスというスタイル(全日本軟式野球連盟のワッペン付き)。ただし地域差が大きいので、頼まれたら必ずチームか連盟に確認してください。
とはいえ、急に頼まれる日もあります。「人が足りないから塁審お願い!」と当日いきなり言われるのが練習試合の日常。そんなときはチームTシャツやチームのユニフォーム、アンダーシャツ姿のまま塁審に立つことも普通にあります。審判服が手元になくても、まったく問題ありません。大事なのは服装より、堂々とジャッジすること。まずは持っているもので参加して、「これは今後もありそうだ」と思ったら少しずつ揃えていけば十分です。
帽子:買うなら「球審用」が正解
審判帽には塁審用(ツバが長い)と球審用(ツバが短い)があります。球審用はマスクの着脱を邪魔しないようツバが短い設計。1つ買うなら球審用にしておくと、どちらでも対応できます。
シャツ:公式戦をやるなら用意、練習試合なら借りて十分
連盟指定色のポロシャツが基本。チームが数枚持っていて貸してくれることが多いので、まずは借りてOK。ただ「サイズが合わない」「他人との貸し借りが気になる」なら自前を用意すると快適です。最近は黒シャツの地域も増えています。
ズボン:実は「ワークマン」で十分説
ここ、正直に言います。スラックスは色さえ合っていれば、ワークマンの作業用スラックス(1,000円前後)で全く問題ありません。野球メーカーの審判スラックスは動きやすさや耐久性で優れますが、まず始めるだけなら量販店の黒orグレーで十分。実際、多くのお父さん審判がワークマン派です。
靴:公式戦は「オールブラック」が必要
公式戦ではソールまで含めて全部黒の靴が求められることが多いです。練習試合なら黒っぽいトレーニングシューズでOK。砂埃や雨のグラウンドで使うので、野球メーカーのトレシューが結局長持ちします。
まず揃える道具:これがあれば試合は回せる
インジケーター(最優先・1,000円前後)
これだけは自分用を持つことを強くおすすめします。カウントを管理する必須道具で、球審だけでなく塁審も全員持ってカウントするもの。しかも借り物だと操作方向が違って現場で戸惑います。
ポイントが1つ。今売られているものは「ボール→ストライク」の順(BSO)が主流です。昔は「ストライク→ボール」だったので、ベテランのお下がりを借りると混乱の元。自分用を新品で買うのが結局いちばん安全です。一番下がスコア(得点)カウントになっているタイプだと、その回の得点管理にも使えて便利ですよ。
刷毛(ハケ)(1,000円以下・球審なら必須)
ホームベースにかかった土を払う道具。球審では必須で、塁審でもベースを掃けると「お、この審判できるな」と一目置かれます(笑)。球審用の大きめと塁審用のコンパクトがありますが、大は小を兼ねるので球審用を1つ。
ボール袋(球審をやるなら)
予備球2〜3個と刷毛を入れてベルトに装着。これがないとポケットにボールを詰めることになり、試合進行がもたつきます。合皮タイプなら夏の汗や急な雨でボールが濡れにくいのでおすすめ。
球審用の防具:基本は借り物でOK、でも安全第一
マスク・プロテクター・レガース(すね当て)は高価なので、チーム備品を借りるのが基本。マイマスク・マイプロテクターを持つ人はまれです。ただし安全に関わるので、以下は必ず押さえてください。
軟式に硬式用マスクを使うのは絶対NG——硬式用は目の開きが広く、変形した軟球がマスク内に飛び込む事故の危険があります。軟式の試合では必ず軟式用マスクを。
高学年・硬式はレガース必須——低学年のうちは省略されがちですが、球速が上がるとファウルチップがスネを直撃します。硬式ならなおさら。借りてでも着けましょう。
マイマスクのメリットもあります。ゴムの長さを自分の頭に合わせられるので、フィット感が段違い。頻繁に球審をやるなら検討の価値ありです(軽量な軟式用マスクは安全性と疲労軽減の両立が魅力)。
あると差がつく小物
- タオル——泥のついたボールを拭く用。泥が目に入る事故を防ぎます。地味ですが本当に大事
- 打順表ケース——メンバー表をポケットに突っ込むとシワシワ&汗で滲みます。薄い専用ケースがあると「できる審判」感が出ます
- 夏の暑さ対策——ファン付き審判シャツ、冷感インナー、帽子の下の日除け。炎天下で立ちっぱなしなので命に関わります
- ベルト(やや太め)——ボール袋を安定させたいなら、細いより太めが正解
よくある質問
まとめ:最初は「インジケーター1つ」から
- マスク・プロテクター・シャツは、まずチーム備品を借りる
- 最初に買うならインジケーター(1,000円前後)。次に刷毛
- ズボンはワークマンで十分。靴は公式戦ならオールブラック
- 軟式に硬式用マスクは絶対NG。安全第一で
審判の道具は、揃え始めると本当にキリがありません(マスクを構え方で使い分ける猛者もいるとか)。でも最初はインジケーター1つで十分。まずはグラウンドに立って、子供たちの「お願いします!」に応えることが何より大事です。
→ #1 初めての塁審のやり方 / → #2 球審のやり方 / → #3 塁審2人制 / → #4 実戦の場面別ジャッジ集
物欲パパでした。(なお、私は「まず借りろ」と書いておきながら、気づけばマイインジケーターを吟味している側の人間です。沼は、いつだって自分の足元にあります)
※審判の服装・用具規定は連盟・大会により異なります。商品の仕様・価格も変動する場合があります。所属連盟の指示を優先し、最新情報は各販売店でご確認ください。


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