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【2027年新ルール】学童野球で投手・捕手の兼任禁止!何が変わる?

ルール
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⚖️ OK/NG判定チェッカー
1
この試合で一度でも投手として登板した?
2
この試合で一度でも捕手として出場した?
3
これから別のポジションに就く
この試合で一度でも
「投手」として登板しましたか?
問題なし!

🚫
NG!ルール違反になります

💪 投球動作別・肘負荷シミュレーター
野球少年
🔴 肩への負荷50%
中程度
🟠 肘への負荷50%
中程度
📊 総合リスク50%
投球動作を選択すると、肘・肩への負荷レベルが表示されます。

※数値は慶友整形外科病院・古島弘三医師の計測データを基にした概念的なイメージです

👥 チーム編成シミュレーター

※公式試合1試合あたり、投手2名・捕手2名が確保できることが理想的な目安です

この記事でわかること
2027年シーズンから、学童野球(小学生)で「同一試合内での投手・捕手の兼任」が全面禁止になります。「エース兼キャッチャー」が当たり前だったチームには大きな変化です。禁止の理由・ルールの詳細・現場への影響をわかりやすく解説します。
学童野球の球数制限が変わる!2026年から週210球上限を徹底解説

 新ルールの概要

  全日本軟式野球連盟(全軟連)は2026年2月3日、2027年シーズンから学童部(小学生)において同一試合内での「投手と捕手の兼任」を全面的に禁止することを正式に発表しました。

  2026年シーズンからの「週210球制限」に続く、子どもの肩・肘を守るための連続したルール改正の一環です。

【これまで】
エースが投げる

打たれたらキャッチャーへ

別の子がマウンドへ

肩・肘に二重の負担
【2027年から】
投手と捕手は
同じ試合で兼任禁止

負荷を分散

子どもの体を守る

なぜキャッチャーも肩肘が危ない?

「ピッチャーは球数制限があるけど、キャッチャーって投げる数はそれほど多くないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

実は、キャッチャーの肩肘リスクの本質は「返球の多さ」ではなく「盗塁阻止の送球負荷」にあります。

野球少年
!
!
🔬 肘への負荷(パルススロー計測)
⚾ ピッチャー投球
基準値
🧤 キャッチャー返球
約1.3倍
💥 盗塁阻止送球
約2倍!
※慶友整形外科病院・古島弘三医師による実測データをもとに作成
盗塁阻止の送球は、しゃがんだ体勢から素早く立ち上がりながら全力で投げます。助走ができず、体重移動も限られる分、肘に直接的な負荷が集中しやすいのです。成長期の骨端線がまだ柔らかい小学生では特に危険です。
出典:全軟連医科学副委員長 古島弘三医師(慶友整形外科病院)

二塁送球が「投球の2倍の負荷」になる理由

慶友整形外科病院・古島弘三医師(全軟連医科学副委員長)が「パルススロー」という計測器で実測したところ、キャッチャーの盗塁阻止送球の肘負荷はピッチャー投球の約2倍であることが判明しています。

① 座った状態から立ち上がりながら全力で投げる
② ピッチャーと違い、助走や体重移動がほぼできない
③ 小学生はフォームが安定しておらず、肘への集中負荷が起きやすい

ルールの詳細(OK・NGの境界線)

ケース ✅ OK ❌ NG
投手として出場 → 同じ試合でキャッチャーへ 禁止
捕手として出場 → 同じ試合でリリーフ登板 禁止
投手 → 同じ試合で外野・内野などへ移動 OK
捕手 → 同じ試合で外野・内野などへ移動 OK
投手が捕手以外の守備についてから→再び投手として登板 OK
捕手が投手以外の守備についてから→再び捕手として出場 OK

覚えておきたいポイント

  • 「投手→キャッチャー」「キャッチャー→投手」のポジション入れ替えのみ禁止
  • 投手・捕手から他のポジション(外野・内野など)への移動はOK
  • 一度退いた後、元のポジション(投手なら投手)に戻るのもOK
  • 対象は同一試合内のみ(別の試合では兼任可能)

チームへの影響

このルール改正が最も影響するのは、「エース=正捕手」という起用をしていたチームです。少人数チームでは特に頭を抱える変化となります。

⚠️ 少人数チームへの影響が大きい
これまで「ピッチャーが打たれたらキャッチャーに回って、代わりに別の子がマウンドへ」という戦術が使えなくなります。第2・第3のピッチャー、そして試合で使えるレベルのキャッチャーを複数育てることが必須になります

  全軟連が導入を2027年と1年猶予を設けたのも、「新しいキャッチャーを育てるには時間がかかる」という現場の実情を考慮してのことです。

よくある疑問Q&A

Q. 軟式だけ?硬式(リトルリーグなど)も同じ?
A. 今回の兼任禁止ルールは全日本軟式野球連盟(全軟連)の管轄する軟式野球(学童部)が対象です。

硬式野球のリトルリーグは、リトルリーグ・インターナショナル(国際本部)が独自のルールを制定しており、全軟連のルールは適用されません。リトルリーグには「同一試合での兼任全面禁止」ではなく、球数・イニング数に基づく条件付き制限があります。具体的には「その日の試合で41球以上投げた投手はその日は捕手を務めてはいけない」「1試合で4イニング以上捕手を務めた選手はその日は投手を務めてはいけない」というルールです。

ボーイズリーグなど他の学童硬式連盟も、それぞれ独自の規則を持つため、お子さんが所属する連盟に直接確認することをおすすめします。
出典:公益財団法人 日本リトルリーグ野球協会 公式サイト(jllba.com)「よくある質問」・各リーグ公式ページ
Q. 同じ試合でピッチャーとライトは兼任できる?
A. できます。禁止されているのは「投手↔捕手」の入れ替えのみです。投手が外野や内野に回ることは従来どおり自由です。
Q. ピッチャーとして投げた後、一度ベンチに退いて、後でキャッチャーに入るのは?
A. そもそもこのケース自体が発生しません。学童軟式野球では「一度ベンチに退いた選手は、その試合に再出場できない」というルールがあるためです。

いったん退いた選手がキャッチャーとして再出場すること自体、投手・捕手の兼任禁止以前に、再出場禁止ルールによってできません。
Q. キャッチャーとして出場した後、ピッチャーとして登板するのもNG?
A. NGです。どちらの方向(投手→捕手、捕手→投手)も禁止です。
Q. 違反した場合はどうなる?
A. 競技規則違反として扱われます。具体的な罰則は所属連盟の判断になりますが、反則行為となる可能性があります。審判や大会役員に事前確認することをおすすめします。
Q. 球数制限内であれば投手・捕手の兼任はOK?
A. いいえ、球数に関係なくNGです。球数制限(1日70球など)と兼任禁止はまったく別のルールです。たとえ1球も投げていなくても、「投手として出場した」時点でその試合でのキャッチャーへの移動は禁止されます。兼任禁止の目的は球数ではなく、盗塁阻止の二塁送球が投球の約2倍の肘負荷になるという医学的知見に基づいています。

チーム・保護者チェックリスト

2027年シーズンに向けて、今から準備できることを確認しておきましょう。

  • 第2・第3のキャッチャー候補を今から育て始める
  • 「エース兼捕手」に頼らないローテーションプランを作る
  • キャッチャー防具(胸当て・マスク・レガース)を複数セット用意する
  • キャッチャーへのアイシング・肩肘ケアの習慣をチーム全体に広める
  • 審判・大会運営スタッフにもルールを共有・周知する
  • 子ども本人に「なぜこのルールがあるのか」を説明して納得させる

📝 まとめ

  • 2027年シーズンから同一試合での投手・捕手兼任が禁止
  • 盗塁阻止の二塁送球は投球の約2倍の肘負荷がかかる
  • 返球の繰り返しも肩肘疲労を蓄積させる複合リスク
  • 投手↔捕手の入れ替えのみ禁止(他ポジション移動はOK)
  • 少人数チームほど「第2捕手」「複数投手」育成が急務
  • 全軟連が1年猶予を設けたのは育成期間を考慮したため

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出典:公益財団法人 全日本軟式野球連盟 2026年1月23日通知・2月3日発表 / 参考:Full-Count「学童野球で同一試合の投手・捕手兼任禁止へ」(2026年2月3日)

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