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少年用グローブのサイズの選び方|学年別の目安と「大きめ買い」の落とし穴

グローブ
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どうも、物欲パパです。

臨時コーチとしてグラウンドに入っていると、入団したばかりの親御さんから必ず聞かれる質問があります。

「グローブ、何サイズを買えばいいですか?成長するので大きめでもいいですか?」

気持ちはすごくわかります。子供の成長は早いし、グローブは安い買い物じゃない。でも先に結論を言ってしまうと、「大きめ買い」は少年野球ではあまりおすすめできません。この記事では、サイズ表記の読み方から、現場で見てきた「サイズが合っていない子」の実例まで、まとめてお伝えします。

結論:大きめより「今の手にフィット」が正解

グローブが大きすぎると、指の力が伝わらず開閉が甘くなる「掴む」感覚が育たない単純に重くて疲れるという3つの弊害が出ます。特に低学年ほど影響が大きいです。

「もったいない」より「今、正しく捕球を覚えられるか」を優先してください。サイズアウトは成長の証。買い替えは悪いことではありません。

サイズ表記の読み方:メーカーによって基準がバラバラ

少年用グローブでまずつまずくのが、この表記の不統一です。

  • ミズノ——少年用は「SS・S・M・L・LL」のアルファベット表記
  • SSK・ゼットなど——数字表記(例:J1、J2…)が中心
  • 大人用——ミズノなら8〜18Nの11段階の数字表記。少年用とは別体系
  • 海外メーカー——インチ表記。1インチ=2.54cmなので、11インチ=約27.9cm、11.5インチ=約29.2cm

ここで一番注意してほしいのが「同じアルファベット・数字でも、メーカーが違えば実寸は変わる」ということ。「うちの子はMサイズ」と覚えても、メーカーを変えたら合わないことがあります。必ずメーカーごとのサイズ表かcm表記を確認してください。

ミズノのサイズ×学年目安表

少年用グローブの定番、ミズノを例に学年目安をまとめました(あくまで目安です)。

サイズ 学年目安 身長目安
SS 小学1〜2年生 〜120cm程度
S 小学1〜3年生 120〜135cm程度
M 小学2〜4年生 130〜145cm程度
L 小学4〜6年生 140〜155cm程度
LL 小学5〜6年生・中学 150cm〜程度

見ての通り学年の重なりが多いのがポイントです。体格には個人差が大きいので、「うちの子は3年生だからM」と決め打ちせず、必ず身長や実際の手の大きさで確認してください。ウィルドライブのようなジュニア向けモデルの詳しい選び方はこちらの記事もどうぞ。

「大きめを買う」がなぜ良くないのか

親心としては「すぐサイズアウトするから、ちょっと大きめを」と考えたくなります。でも、これには明確なデメリットがあります。

  • 指の力が伝わらない——グローブの中で手が遊ぶと、開閉の操作が鈍くなります
  • 「掴む」感覚が育たない——捕球の基本は手のひらでボールを感じること。ぶかぶかだとこの感覚がいつまでも身につきません
  • 単純に重くて疲れる——大きいグローブは重量も増します。振り回されて型を崩す原因にも

新入団の子を毎年見ていますが、大きすぎるグローブの子は、捕球の上達が明らかに遅れます。「せっかく買ったから」と我慢して使い続けるより、正しいサイズで基本を覚えさせてあげるほうが、結果的に道具を大事にすることにも繋がると思っています。

唯一の例外は、低学年でどうしても体の成長が早いことが見込まれる場合、1段階だけ余裕を持たせるくらい。2段階以上の「大きめ」は避けてください。

現場で見てきた「合っていないグラブ」のサイン

ゴロではなくキャッチボールの球を捕るとき、グラブを閉じる瞬間に捕球面を内側にひねりながら閉じる子をよく見かけます。これは手の力だけではグラブを閉じられず、腕全体を使って無理やり閉じようとしている動きです。つまり、グラブが大きすぎる、あるいは硬すぎて、正しく扱えていないサインなんですね。

目安はシンプルで、相手に捕球面を向けたままグラブの開閉ができているかどうか。これができていなければ、そのグラブはその子の手に合っていません。ひとつ小さいサイズにするか、しっかり揉んで柔らかくしたグラブを準備してあげてください。

○ 良い例:捕球面を相手に向けたまま閉じる
※ボールを投げた相手から見たイメージ 相手から捕球面(濃い部分)が見えたまま「パタン」 手の力だけで開閉できている状態
× 悪い例:閉じる瞬間に捕球面が内側を向く
※ボールを投げた相手から見たイメージ 腕ごとひねって 閉じている 捕球面が 体の内側を向く 相手から捕球面が見えず、ボールをこぼしやすい 手で閉じられず、腕全体で操作しているサイン

キャッチボールのとき、投げる側からお子さんのグラブの「面」がずっと見えているかをチェックしてみてください。閉じる瞬間に面が内側へ回ってしまうなら、グラブが大きすぎるか硬すぎるサインです。

試着できないときの測り方

通販で買う場合、試着ができません。そのときは「人差し指の先端からグローブに沿って、手が入る付け根までの長さ」を測るのが基本です(ゴルフ用手袋などの「手のサイズ」とは違い、グローブそのものの大きさを指す点に注意)。お子さんの利き手と逆の手(グローブをはめる手)に定規を当てて、現在の手のひらの縦の長さを測っておくと、サイズ表と照らし合わせやすくなります。

サイズ以外に見るべき2つのポイント

① 利き手の確認

日常生活の利き手と、ボールを投げる手が違うお子さんもいます。投げる手と逆の手にはめるのがグローブなので(右投げなら左手用)、購入前に必ず投球側を確認してください。

② ポジションが決まっていなければオールラウンド用

低学年やポジションが固まっていない子は、内野用・外野用ではなくオールラウンド用を選ぶのが基本です。ポジション別の違いは内野用と外野用の違いの記事で詳しく解説しています。

よくある質問

Q. サイズアウトの目安は?
A. グローブを装着したとき、手のひらの付け根が余ってブカブカしている、握り込んだときに指先が余りすぎている、といった様子が見られたら買い替えのサインです。半年〜1年に一度は実際にはめさせて確認する習慣をつけると安心です。
Q. 兄弟のお下がりでもいい?
A. 手の大きさが近ければ問題ありません。ただし利き手が違う場合は使えないので要注意。型がすでについているぶん、新品よりすぐ使える利点もあります。
Q. 軟式用と硬式用でサイズの考え方は変わる?
A. サイズ選びの基本(手にフィットさせる)は同じですが、硬式用は同サイズでも革が厚く重量があるため、より一層「大きすぎ」に注意が必要です。軟式・硬式の違いはこちらの記事もどうぞ。

まとめ

  • サイズ表記はメーカーごとにバラバラ。「M」でも実寸は違うので都度確認
  • 大きめ買いは上達を妨げる。基本は「今の手にフィット」が正解
  • 試着できないときは手のひらの縦の長さを測って照合
  • ポジション未定ならオールラウンド用。利き手の確認も忘れずに

グローブはお子さんが野球を好きになるかどうかを左右する、最初の道具です。サイズ選びだけは妥協せず、できれば店頭で実際にはめさせてあげてください。

物欲パパでした。(大人になってもグラブのサイズで一喜一憂しているあたり、私は永遠に成長期なのかもしれません)

※サイズ表記・目安は執筆時点のメーカー公表情報に基づきます。最新情報は各メーカー公式サイトでご確認ください。

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