ミズノプロのグラブを見ていると、
Classic
Premiere
CRAFTED Edition
オーダー
など、いろいろな名前が出てきます。
正直、私自身も最初は、
「普通のミズノプロはどれ?」
と思いました。
昔からミズノプロを知っていると、「ミズノプロ」とだけ書かれたグラブが基準にあるような感覚があります。
でも現在のラインナップを調べてみると、Classic・Premiere・CRAFTED Editionには、それぞれかなり明確な違いがありました。
大ざっぱに言うと、
Classic=フィット感
Premiere=耐久性
CRAFTED Edition=プロ選手のこだわりを体験する
オーダー=自分だけのグローブを作る
というイメージです。
違いが分かってくると選びやすくなる一方で、物欲パパとしては全部欲しくなってきます(笑)。
この記事では、それぞれ何が違うのか、どんな人に向いているのかを整理していきます。
まずは4種類の違いを比較
| 種類 | 一番分かりやすい特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|
| Classic | 素手感覚に近いフィット感 | 69,300円〜 |
| Premiere | 3年間のハード使用を意識した耐久性 | 59,400円 |
| CRAFTED Edition | プロ選手のこだわりに近い仕様 | モデルにより異なる |
| ミズノプロ オーダー | 自分好みの1個を作れる | 71,500円〜 |
※2026年9月時点。モデル・ポジション・仕様によって価格は異なります。Classicは現行硬式モデルで69,300円から、ミズノプロ硬式オーダーは71,500円からです。
こうして見ると、単純に
「高いシリーズほど上」
という関係ではありません。
むしろ、何を一番重視してグローブを選ぶかによって、向いているシリーズが変わります。
ミズノプロ Classic|フィット感を突き詰めたシリーズ
最初にClassicです。
ミズノはClassicで、フィット感そのものを大きなテーマにしています。公式では約3年をかけて開発し、「最高のフィット感」を目指したシリーズと説明されています。
正直、私は最初、
「Classicって何がClassicなんだろう?」
と思っていました。
昔ながらのミズノプロという意味なのか、これが標準モデルなのか、少し分かりにくかったです。
でも調べてみると、Classicの特徴はかなりはっきりしています。
Classic専用革「ハーモニアステンションJ」
硬式Classicには、専用革のハーモニアステンションJが採用されています。
この革は、張り感や耐久性を持ちながら、形になじみやすく、使っていく中でもフィット感が続くことを意識して開発されています。
つまり、単に「柔らかくて手になじむ」というだけではなく、
長く使っても手との一体感を保ちやすい革
という考え方です。
3D Crafted Glove Lastで個体差も抑える
Classicでは、グラブ製造の紐通し工程に専用の「ラスト(型)」を活用する3D Crafted Glove Lastも採用されています。
手作業による個体差を減らし、狙った形をより安定して作るための仕組みです。
さらに2026年モデルでは、指袋のフィット感を「左右」から「上下」へ見直し、指が奥まで入りやすい設計に変更。手口部分も広めに再設計されています。
ここまで見ると、Classicは単に「王道」というより、
ミズノプロらしいフィット感を、革・型・指袋まで含めて突き詰めたシリーズ
と考えるのが一番分かりやすいです。
ミズノプロ Premiere|3年間のハード使用を意識した耐久性
Premiereは、2026年に登場した新しい硬式グラブシリーズです。
こちらのコンセプトはかなり分かりやすく、
「3年間を共に闘う」
というもの。
Premiereでは、クレストハイドスプリームエリートという専用レザーを使い、さらにFINGER CORE TECHNOLOGYによって人差し指・中指・薬指の強度を高めています。
捕球時に起こる指の反りや歪みを抑え、ウェブの付け根にも補強を入れるなど、長期間ハードに使うことをかなり意識した作りです。価格は**59,400円(税込)**です。
Classicが「手との一体感」を重視するなら、Premiereは
「長く、良い状態で使い続けること」
を重視したシリーズ。
この違いはかなり分かりやすいと思います。
私自身、高校3年間使ったグローバルエリートは今でも現役なので、Premiereじゃないと3年間使えないとは思っていません。
それでも、
最初からハードな3年間を想定して作られている
という考え方は、学生本人にも親にもかなり魅力的だと思います。
Premiereについては、別の記事で詳しく紹介しています。
ミズノプロ CRAFTED Edition|プロ選手の「こだわり」を体験するシリーズ
CRAFTED Editionは、今回調べていて印象が大きく変わったシリーズです。
最初は、
「プロ選手モデルの上位版なのかな?」
くらいに思っていました。
でも実際は、単にプロ選手と同じ「型」を使えるシリーズではありません。
ミズノ公式では、世界で活躍する選手が実際にグラブへ施しているこだわりを、クラフトマンの技術で忠実に再現するシリーズと説明しています。
例えば2026年のCRAFTED Editionでは、モデルによって、
- 革を薄めに設定
- 硬め・薄めの芯材を組み合わせる
- プレキシーキップレザーを採用
- トップ選手使用に近い仕様へ調整
といった作り込みがされています。
プレキシーキップレザーも、コシが強くへたりにくいことを特徴とする革です。
つまりCRAFTED Editionは、
「○○選手と同じ形のグラブが欲しい」
だけではなく、
「その選手がグラブに何を求めているのか、そのこだわりに近いものを使ってみたい」
という人向けのシリーズです。
これを知ると、CRAFTED Editionの見え方がかなり変わります。
好きな選手が実際に求めている革の厚みや芯材、使い心地に近い仕様を、自分でも体験できる。
グローブ好きにはかなり刺さるシリーズですよね。
ミズノプロ オーダー|自分だけのグローブを作りたい人向け
そしてオーダーです。
ミズノプロの硬式オーダーは、モデルやカラーなどを自分好みに選びながら作ることができ、価格は**71,500円(税込)〜**です。
既製品の中から選ぶというより、
「自分だけの一本を作りたい」
という人に向いています。
私自身もミズノプロのオーダーグラブを作ったことがありますが、カラーや仕様を一つずつ決めていく時間も含めて、既製品とは違う楽しさがあります。
実際にオーダーしたグラブや、そのときの思いについては別の記事で詳しく紹介しています。
ここは比較記事なので、オーダーについてはこのくらいにしておきます。
CRAFTED Editionとオーダーは何が違う?
ここは、少し迷いやすいところだと思います。
CRAFTED Editionもプロ選手仕様。
オーダーでもプロ選手モデルをベースにすることができます。
では何が違うのか。
私は、こう考えると一番分かりやすいと思います。
CRAFTED Edition=プロ選手のこだわりを体験する
オーダー=自分のこだわりを形にする
CRAFTED Editionは、
「この選手が実際に求めている仕様を使ってみたい」
という楽しみ方。
一方、オーダーは、
「自分ならこういうグローブを作りたい」
という楽しみ方です。
似ているようで、主役が違います。
CRAFTED Editionの主役はプロ選手のこだわり。
オーダーの主役は自分のこだわり。
ここが一番大きな違いだと思います。
Classic・Premiere・CRAFTED Edition・オーダー、結局どれを選ぶ?
ここまで整理すると、選び方はかなり分かりやすくなります。
Classicが向いている人
Classicは、フィット感や手との一体感を最優先したい人に向いています。
グラブをはめたときの感覚を大切にしたい人や、できるだけ素手感覚に近い操作性を求める人は、まずClassicを試してみたいところです。
Premiereが向いている人
Premiereは、長期間ハードに使いたい人。
特に中学・高校の3年間を一つのグラブと過ごしたい選手には、かなり分かりやすい選択肢です。
CRAFTED Editionが向いている人
CRAFTED Editionは、好きなプロ選手のこだわりまで体験してみたい人。
単なる選手モデルではなく、革や芯材など細かな仕様にも興味がある人に向いています。
オーダーが向いている人
オーダーは、自分だけのグローブを作りたい人。
カラーやモデルなど、自分の好みがはっきりしている人には、やっぱりオーダーがおすすめです。
「普通のミズノプロ」はどれ?
最初に私自身が疑問だった、
「普通のミズノプロはどれ?」
という話に戻ります。
現在のミズノプロを見る限り、
「これ一つが普通のミズノプロ」
と考えない方が分かりやすいと思います。
ミズノプロというブランドがあり、その中にClassic、Premiere、CRAFTED Edition、オーダーなど、それぞれ違った方向性があります。
Classicはフィット感。
Premiereは耐久性。
CRAFTED Editionはプロ選手のこだわり。
オーダーは自分自身のこだわり。
つまり今は、
「ミズノプロが欲しい」だけでなく、「どんなミズノプロが欲しいか」まで選べる
ということです。
これが分かると、種類が多いことも少し楽しくなってきます。
まとめ|違いが分かると、結局全部欲しくなる(笑)
最初は、
「ミズノプロ○○って、なんでこんなに種類があるんだろう?」
と思っていました。
でも詳しく調べてみると、それぞれかなり方向性が違います。
Classicは、手との一体感やフィット感。
Premiereは、ハードな3年間を支える耐久性。
CRAFTED Editionは、プロ選手がグラブに込めているこだわりを体験するシリーズ。
オーダーは、自分自身のこだわりを形にするグラブ。
こうして違いが分かると、
「自分ならどれを選ぶ?」
という楽しみ方ができます。
ただ、物欲パパとしては困ったこともあります。
それぞれの良さを知ると、全シリーズ欲しくなります(笑)。
Classicのフィット感も試してみたい。
Premiereの耐久設計も気になる。
好きなプロ選手のCRAFTED Editionも触ってみたい。
そして、もう一つオーダーするなら今度はどんな仕様にしようか……。
グローブ好きにとって、選択肢が多いのはうれしいような、財布には困るような話ですね。


