どうも、物欲パパです。
審判デビューが決まったお父さんお母さんから、一番多く受ける質問がこれです。
「ジェスチャーって、どう動けばいいんですか?」
セーフとアウトくらいは分かるけど、ストライクは?タイムは?そして意外と知られていないのが、「声を出してはいけない判定」があること。この記事では、審判のジェスチャーを「動き」と「発声」のセットで図解つきにまとめました。試合前にスマホでサッと見返せる保存版です。
結論:ジェスチャーの3原則
- ジェスチャーは「声とセット」。動きだけ、声だけでは伝わりません。大きな動きと大きな声で、グラウンド全員に届けるのが仕事です
- 「何もしない」判定がある。ボールは原則コールのみ、そしてフェアは声を出さずに指で示すだけ。ここが最大の落とし穴です
- 迷っても止まらない。ワンテンポ置いてもいいので、決めたら堂々と。小さいジェスチャーは誤解と抗議のもとです
基本のジェスチャー6つ【図解】
まずは、これさえ覚えればデビューできる6つです。
ちなみに「ボール」はジェスチャーなしが基本。カウントを示しながら「ボール」とコールするだけです。「え、何もしなくていいの?」と最初は不安になりますが、それで正解です。
なぜ「フェア」は声を出してはいけないのか
図解⑤で触れた最大の落とし穴がこれです。ライン際の打球で「フェア!」と叫びたくなりますが、フェアの判定は無言でフェア地域を指すだけ。理由は、「ファウル」と「フェア」の発音が紛らわしいから。選手が聞き間違えてプレイを止めてしまったら、取り返しがつきません。だから声に出すのはボールデッドになる「ファウルボール!」だけ。声が聞こえなければプレイ続行(フェア)、という設計になっているんです。
デビュー戦のパパ審判が一番やりがちなミスなので、これだけは今日覚えて帰ってください。
その他のジェスチャー早見表
| 場面 | 動き | 発声 |
|---|---|---|
| プレイ再開 | 投手を指す | 「プレイ!」 |
| ホームラン | 右腕を頭上で回す | 不要(動きで明確に) |
| エンタイトルツーベース | 頭上に指2本を示す | 「ツーベース!」 |
| ボーク | 投手を指す | 「ザッツ・ア・ボーク!」(詳細はボーク記事) |
| カウント表示 | 左手でボール・右手でストライクを指の本数で | 「ワンボール・ワンストライク」(ボールが先) |
| ハーフスイングの確認 | 球審が塁審を指して確認、塁審が拳(スイング)or両手(ノースイング)で回答 | 「ディド・ヒー・ゴー?」→「イエス・ヒー・ウェント」等 |
ジェスチャーを堂々と見せる3つのコツ
- 動きは「大きく・止める」。セーフの腕は開いた位置で一瞬ピタッと止める。流すと小さく見えて、抗議を呼びます
- 声は判定より半呼吸あと。プレイを最後まで見て、見えたものをコールする。焦って動きと声がバラバラになるのが初心者アルアルです
- 間違えたら訂正すればいい。ジェスチャーが多少ぎこちなくても、誰も減点しません。堂々とやること自体が、正確なジャッジに見える最大のコツです
よくある質問
まとめ
- 基本6つ:ストライク(腕を横)・アウト(ハンマー)・セーフ(両腕開く)・タイム/ファウル(両手上げ)・フェア(無言で指す)・インフィールドフライ(真上を指す)
- ボールはジェスチャーなし、フェアは声なし。「何もしない」も立派な判定
- 動きは大きく・止める、声は外野まで届く音量で
- 型の細部より「毎回同じ・堂々と」が信頼をつくる
ジェスチャーは、審判からグラウンド全員への「言葉」です。うまさよりも、大きさと迷いのなさ。この記事をスマホに入れて、デビュー戦に臨んでください。
塁審の動き方は塁審のやり方、球審のゾーンの取り方は球審のやり方(https://imaj-baseball.com/%e3%80%90%e5%b0%91%e5%b9%b4%e9%87%8e%e7%90%83%e3%80%91%e7%90%83%e5%af%a9%e3%81%ae%e3%82%84%e3%82%8a%e6%96%b9%e5%85%a5%e9%96%80%ef%bd%9c%e6%a7%8b%e3%81%88%e6%96%b9%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%ab/)、審判記事の全体像は審判ガイドまとめからどうぞ。インフィールドフライの宣告条件はこちらの記事で図解しています。
物欲パパでした。(鏡の前でセーフの練習をしていたら、妻に「今日も家庭内はセーフでした」と判定されました)
※ジェスチャーの細部の型は連盟・講習会によって指導が異なる場合があります。公式戦で審判をされる方は、所属連盟の審判講習の指導を優先してください。


